岡山の実家に帰ってきました
母は91歳
この歳にすれば随分元気で
一人で生活しています
デーサービスに週3日通い
週2回2時間ほど、
ヘルパーさんに来てもらっています
物事を悪い方に考えてしまう
ネガティブな性格なので
生きているのがしんどいよう
口ぐせは
早く死にたい、早く死にたい(^^)
2日目、
亡くなった父の妹のお見舞いに行ってきました
歳は母といっしょ
歩くこともできず、寝たきりの状態
それでも母のことはわかり
手を握って、早く死にたいと
涙をポロポロ流します
私は「スケさん(父)の娘よ」と言えば
「スケさんの娘・・・・???」
不思議そうに私の顔を見ます
考えてみればこの叔母と
最後に会ったのは45年前
わかならいのも無理ないでしょう
叔母は結婚して、3人の娘を産んで
しばらくして離婚
生まれ故郷に帰ってきました
故郷は傷心の叔母を
心よく迎えはしなかったようです
保険の外交をして子供を育て
娘達はみな結婚して
1人は親より先に亡くなり、
1人は離婚
悲しいことがいっぱいありました
でも一番悲しいことは
今の寝たきりの病院生活で
なさけない、なさけない・・・・と
繰り返します
おばちゃんは、兄弟5人の中で最後に残っているんだから
少しでも沢山生きて
みんなをしっかり見守ってくれなきゃ~と
慰めにもならない慰めを伝える私
動けなくて、体もぼろぼろで
思うことも何もできない叔母に
励ますことのできる言葉
見つけられないのです
今は動けて、自分のしたいこともなんとかできる母
どうすれば、今の状態が長く続き
生きていることを楽しいと思い
寝たきりにならないですむのか
そんなことを考えながら帰ってきました
写真は玄関の様子です
いとこが植えてくれたきゅうりや、風船かずら
朝顔などの花たちがそろそろ終わり告げてくれます
秋というより、夏の終わりですね