カテゴリ:カントリーおばさんの混色講座( 17 )

「混色講座」-最終章

実践のバラ、よく使いそうな色で何点か描いてみました
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上がベースの色、下がシャドウとハイライトを入れたものです

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次の写真はコンマストロークで花びらを入れています
今回のコンマストロークは濃い色はシャドウ、薄い色はハイライトと
ほぼ同じ色を使っています
左から(青+赤+白)→(赤+青+白)→(青+茶+白)→(黄+茶+白)→(赤+こげ茶+白)
シャドウはそれぞれ同じ配色の白を控えたもの
ハイライトは(ベース+白)です
この同じ配色だけでも色の分量で数限りない色を作ることができます
あなたの好みの色はどれでしょう~

3月の末に思い立ち、4月から始めた「混色講座」
ちょうど3ヶ月経ちました
さっさと済ませてしまえばよかったのですが
生来ののんびり気質、長々、ダラダラ~
読んでくださった方にはご迷惑をかけました

なんとか出来上がったこの講座、
HP上でまとまったものにして
アップしたいと思っています
それまでここに置いておきますので、ご意見などあれば
書き込んでください

アクリル絵の具には沢山の色数があります
トールペイントの世界ではトールペイント用に作られた
もっと沢山の色の種類があります
色を作らなくても、絵を描くのに困らないほど
沢山の絵の具をお持ちになっている人もいるでしょう
でも混色の意識を持たなければ、
これからも絵の具はどんどん増えていくばかりです

かの有名なレオナルドダビンチがモナリザを描いた頃は
絵の具は10色ぐらいしかなかったそうです
当時の画家さんはこれだけの色で描くのが当たり前だったのですね
モチロン色の貧しさなんて感じません
与えられた色の特徴をしっかり掴んでいたからでしょう

私は指定の色を使うことがありません
その便利さもわかりません
でも今の混色に不便さを感じることはありませんでした
どちらがいいのかとか・・・・・・そんな問題ではなく
これからずーってと絵を描いていく人の為には
色を作るという事
これはとても必要ななことだと思います


あなたも、混色、始めてください(^^)V      カントリーおばさん
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by c-obasan | 2007-07-01 17:39 | カントリーおばさんの混色講座 | Comments(8)

「混色講座」-実践2

今日はバラの花の説明をしていきます

前回の葉の説明
混色講座なのに
色が違って見えることに困っています
全体写真はほぼ同じ色です
色はこれを基本にしてください

全体写真はここ

葉の説明写真は青っぽく写っています
色の見本はかなり暗い~
肝心の色がそのとおりにでないのはほんとに申し訳ない
とにかく1度色を作ってみて、同じ色が出来なくても
これくらいかなぁ~ケセラセラ~と進んでください(^^)

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まず花のベース、(茶+白+赤)(1:2:少し)
もも色(ピンク)は茶+白に赤を少しでしたね
シャドウの色は同じ配色で(茶+赤+白)(3:1:1)
シャドウの色は大目の茶に赤、それと少しの白
この白の割合は
自分の作ったベースの色と関係します
白っぽいベースに濃いシャドウでは極端すぎますね、
白の分量を調整して、
ベースに合ったシャドウを作ってください

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シャドウの次はハイライトです

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ハイライトは基本的に(ベース+白)、
又はそれに(黄)を加えると考えてもらっていいです
ベースの色が無くなってたら(白+茶+赤)(大:2:1)
(大)は沢山という意味です、(少)は少しの意味

バラのシャドウとハイライトの場所は
真ん中のバラは花芯にまずサイドロー、
花の下側に大きくサイドロー、
ハイライトは花の上側、
花芯のシャドウの反対側にも入れてもいいですね
右のバラにはシャドウを右下に、ハイライトを反対側に
左のバラにはシャドウは左下、ハイライトは反対側

次は花びらです
今回のバラはコンマストロークで表現しています

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シャドウの部分に濃い花びらを、
ハイライトの部分に薄い色の花びらを入れます

今回は濃い花びら(こげ茶+赤)(2:1)
薄い色は(白+こげ茶+赤)(大:2:1)
薄い色は(ベース+白)でもいいですね
この色は下に見えるバラのハイライトよりも
少し白めです
バラの花の花芯に
(黄+白)(大:1)と(白)でドットを入れてください

花の茎と花の接点に
(緑+茶+黄+白)←は葉のハイライトより少し白目の色
号数の小さな筆の柄にたっぷりの(緑+茶+黄+白)を付けて
大きめのドットを打ってください

これで花が終わりましたね
次には途中で止まっていた葉を完成させましょう
(I)の色で丸筆を使って
葉をコンマストロークで囲ってください
筆にはたっぷりの絵の具を付けてくださいね

次はおまけのハートプレートの縁です
(こげ茶)で縁のササクレの下にサイドロー
(こげ茶)にほんの少しの青を混ぜ、1段色を落として
もう1度ササクレにサイドロー
ハートの縁に1回りサイドローを加えてから
(I)でササクレの上にハイライトを入れてください
これでバラのプレートは完成ですヽ(^o^)丿

この作品のテクニックは初心者さん用のものなので
何年かトールをしている人には物足らないものでしょう
花をストロークローズに変えたり
もっと変化のある葉に変えたりして
いろいろな色で試してみてください
プレートも完成したし
ここでお疲れ様~と言いたいのですが 、
何点かバラの色見本を作っているので
後1講座、お付き合いください

葉の説明でコンマストロークを忘れていたので
これから追加します
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by c-obasan | 2007-06-29 23:44 | カントリーおばさんの混色講座 | Comments(0)

「混色講座」-実践1

今回からいよいよ実践に入ります
いままでサンプルで作っていた色を実際に試して見ましょう
デザインは
初心者さん用のウェルカムボードの一部を使いました

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私が使った素材はクラフトファクトリーさんの素材です
ハートのプラークにワイヤーが付いた可愛いものですが
皆さんは
手持ちのものに拡大縮小して描いてみてくださいね
作品の大きな写真はここ
デザインの図案はここ

さぁ、次は下地にかかりましょう、
今回は1番簡単なスティン仕上げです

スティンの色は少し黄色っぽいものをしました

私はスティン仕上げが好きで、作品にも多いです
教室の生徒さんにも常に用意してもらっています
このスティンというもの、その時に応じていろいろなタイプの色が欲しいものです
でもその時々で新しいステインを買うなんてもったいないですね
私は市販されているスティンの中で一番加工しやすい
フルーツウッドのみ常備しています
今回はフルーツウッドに黄色を足しました

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黄色は透明度が高いので、かなり足してもスティン度?は変わりません
好みの色がでなくて、いろいろな色を足した時は
クリアーグレンジングを少し足します
(絵の具+クリアーグレンジング)でもスティンはできますね
今回の場合は(こげ茶+黄+クリアグレンジング)でもOKです
個人的にはですが、
クリアーグレンジングで作ったスティンは上に塗った色をはじきすぎる気がするので
スティン剤がない時にだけ作っています

スティンには少しの水を混ぜて全体に塗ります(水は液がのびる程度)
しばらくして、布で軽くふき取ってください
これは液をふき取る意味ではなくて、木目にしみこませる為です
運がいいと素敵な木目が出ます
運が悪いとそれが普通です、木には当たり外れがありますから
仕方ないですね(^^)
ふき取ったら一度乾かしてください、乾かすと色が少し薄くなります
このぐらいでいいなぁ~と思う人は次のステップに
も少し濃いほうが好きと云う人はもう一度スティンを塗ってみましょう

スティンだけで、大おしゃべりをしてしまいました
さぁ次は図案を写して下さい

簡単な薔薇だけでは味気ないので
今回はこれも簡単な文字を入れています

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転写したら、この文字を(I)アイボリーを少し水で薄めたもので
丸筆を使って、さりげなく描いてください
さりげなくです(^^)しっかり描かなくていいですよ
さりげなく描いたら次は(こげ茶)でサイドローです
シャドウは右下、右下にいれてください
これもしっかりではなくさりげなく~

次は葉と茎を仕上げましょう
それぞれの仕上げ方があると思いますが
今回は私のやり方で説明しますね

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葉と茎のベースは(緑+茶+白)、比率は(1:1:1)ぐらいです
かなり地味な緑です、グレーに近いですが、緑味が残っています
ベースが塗れたら、同じ色でコンマストロークを入れておきましょう
これは(緑+茶+白)を丸筆に付け、その先に(I)を少しだけ付け
コンマストロークをします

次は葉の真ん中にある葉脈を写して下さい
シャドウです
ベースと同じ配色ですが、茶の分量を増やして、白はほんの少しにします
(緑+茶+白)1:1.5:少し
葉脈の反対側にサイドロー、
それが終わったら、根元から葉の丸みを広めにサイドローしましょう

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次はハイライトです
色は(緑+茶+黄+白)なんてメンドクサイことかいていますが
(ペース)に黄色と白を足してください
ベースが無くなった人はベースに似た色を作って
それに黄色と白を足しましょう
個人的好みですが、私はあんまり白っぽいハイライトは好きではありません
自分の目を信じて白さ(明度)を調整してください
ハイライトは葉脈の丸みと上側に入れましょう(葉の写真の矢印のところ)
この作品は右と左と両方の上から光が当たる設定です
光の当たり方が左右対称だと考えてください

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ハイライトが入りましたか?
ハイライトは思い切って入れましょう
思い切ってハイライトを入れて、それから面倒ですが
シャドウをもう一度いれ直します、
そのほうが自然になると思います
葉脈をライナーに入れます
この色はハイライトにもう少し白を足して
ウォッシュで描いてくださいね

入らぬおしゃべりばかりしてしまって、随分長くなってしまいました
次のコンマストロークで描くバラの花は次回に~
葉の回りにコンマストロークで縁飾りを入れていますが
これもバラが完成してからにしまょう
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by c-obasan | 2007-06-24 21:02 | カントリーおばさんの混色講座 | Comments(4)

混色講座(12)-補助色

先日で基本色10色の説明が終わりました
今日は残りの補助色の説明です
この2色は基本色の(赤)と(青)では対応することが出来なかった色
マゼンダ系のベリーレッド
透明度の高い海の色、ウルトラブルーです
ベリーレッド(2056)を(BR)
ウルトラブルー(2038)を(UB)と表示します

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(赤)(青)(BR)(UB)の4色
白を入れないでウォッシュで塗ってみました
残念ながら写真に撮ってアップすると(UB)の色が違います
ご自分の(UB)で本との色目を確かめてください

(赤)は黄よりの赤です、(BR)は青より赤、
(青)は黄よりの青、(UB)は赤より青、
それぞれの色の中にはわずかに他の色が混ざっています
そう考えると、(黄)は赤より、
レモンイエローと呼ばれる色が、青よりでしょうか(^^)
このより~と呼んだ色目、
色の中に何が入っているか、これを知る訓練をすることは
混色にとって、必要なことです、
自然に身につきますが・・・(^^)V

この補助色を2色追加したのは
自然の色を描くとき(例えば花)
どうしても作れない色にぶつかったからです
マゼンダのような色を作る時頭の中では(赤+青)でできるはずですが
できません・・・・・白を混ぜるとさらににごり違った色になってしまいます
ウルトラマリンのような色も(青+赤)で出来るはずですが、
これもにごった違った色となってしまいます

これは3原色といっても、純粋な純色などないせいでしょう
モチロンセラムコート等のトールに使われる絵の具の中では
私の知らないもっと純色に近い色があるかもしれませんが
きっとどんぐりの背比べ、たいした違いはないのではと思います

(BR)、(UB)、この2色現在のところ、混色にはあまり使っていません
水彩風に描く時、ウォッシュしたものを上にかける
(グレージング)やり方でよく使います
ペイントクラフト52の宝石、ガラスの靴に使っています
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この2色を混色で使う場合は綺麗な紫を作る時です
最近描いたミニバラですが

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上は(赤+青)、下は(BR+UB)の紫です
上のバラの素材自体を地の荒いものを使っていて
色のにじみ方が違っていますが、さぁ~違いはどうでしょう?
下のほうが、鮮やかな綺麗な紫に見えませんか~
写真では無理かな?
うちの生徒さんの間でも、くすんだ色のいい人と
鮮やかな綺麗な色のほうを好む人、いろいろです
好みの問題、好きなほうを使うといいですね
そんな選択肢があるのが、いいでしょう~

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最後に(赤+青+白)と(BR+UB+白)の混色例です
(赤+青+白)の青は何度も言ったように強い色
赤よりの紫を作ろうとして
赤と青を4:1してもこの色です、
BR+UBは1:1ならかなり赤よりな紫です
気づきましたか?
UBは(青)とは正反対に定着率の弱い色なんですね
(青)の危険さを回避したいなら、
基本色の(青)を(UB)に変えてもいいかもしれません
私は(青)さんと仲良しなのでこのままで行きますが
(UB)さんも控えめでいい奴かも(^^)、仲良くしてください

次は実践をやってみようかと思っています
とりあえずはごくごく簡単なものです
他に希望があれば、言ってください
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by c-obasan | 2007-06-11 18:57 | カントリーおばさんの混色講座 | Comments(3)

混色講座(11)-Iと白・黒

今日は(I)のアイボリーと白と黒です

(I)を混色の基本色に入れているものはないと思います
私がこの色を加えたのも、随分後になってからでした
理由は白っぽいベースの色が欲しかったから(^^)
素材に(I)を塗って絵を描いたら
それだけで取りあえずの絵になりそうな、
そんな気がしませんか・・・・・甘いかなぁ(^^ゞ

この(I)の色(黄+白+茶少し)で作る事ができます

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黄色も茶色も入っているので
基本色などそのまま混ぜると
少し落ち着いた使えそうな色ができます

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最近の私の描き方では、花などスケッチ風に描くとき
(I)のウォッシュでまずおおまかに描くことをしています
透明度のあるものを描くときにも(I)は要必要色
欠かせない色になりました

次は白と黒、基本的な色ですね
白は明度を上げるのに無くてはならない色です
でもベースに使うのは透明度が高いので
これ1色だけでは、何度も色を重ねなければなりません
チタニュウムホワイトというのが透明度が低いらしいので
これを使うといいのかな・・・・ですがないのでわからない~
そんな時は私は(I)を混ぜたりします(I+白)

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白+黒はねずみ色です
ねずみ色は補色どおしを混ぜてもできるし
2次色どおしを混ぜてもできるし
とりあえず、アチコチの色を混ぜても出来る
作るのには困らない色ですが
新たにねずみ色を作る時、黄系か、青系かと考えます
(白+黒+黄)、(白+黒+青)、ねずみ色の違いを試して見てください

ねずみ色と言えば、本物のねずみさん、ねずみさんの色は
(白+黒+黄)かしら????
先日実家に帰った時、母がねずみが出て困ると嘆いていました
残念でしたねー、お会いしてくればよかった(^^)

(黒)は何かに混ぜて使うとかはほとんどしません
目の玉とか、ドットとか~
最近では「シリーズ和」の扇の縁飾りなどにそのままを使用しました
でもたまに、思いっきり濃い色が欲しい時、
ちょっと黒を加えたりもしてますよ(^^)
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by c-obasan | 2007-06-03 17:32 | カントリーおばさんの混色講座 | Comments(0)

混色講座(10)-茶とこげ茶

今日は基本色の「茶」と「こげ茶」です
この色はペインターさんには
バーントシェイナー、バーントアンバーのほうがわかりやすいでしょうね
たぶんどの方の絵の具入れの中にもある色

こげ茶はそのまま単色でも良く使います
茶系の色のシャドウや、ここの辺りをもう少し暗くしたい場合など
ウォッシュでかぶせたりもします

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(こげ茶+白)落ち着いた色です、これに黄色を混ぜると
柔らかい色になります
私の作品ではこびとさんのずぼんによく使います
木の幹等のベースにもよく使うかな
黒の単色の使用ほとんどしませんが
でも黒色が欲しい時
私は(こげ茶+青)で黒に近い色を作ります
この黒に近い色を作る時は
こげ茶の中に青を少しづつ入れて作ってくださいね
青の中にこげ茶を入れると、青ばかりが勝って
なかなか黒になってくれません(^^)

次は茶色に入ります(^^)
これは最初に私の混色の特徴でも言いましたが
色の鮮やかさを落とすのによく使います
これは前に戻ってもう一度確認してくださいね
(混色講座4-特徴参照)
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(茶+黄)、茶色をより鮮やかになります
それに白を加えても使えそうな色ですね
↑に(こげ茶)の説明をしましたが
この(茶)にほんの少しの(青)を加えると
こげ茶になります
茶とこげ茶の中間あたりの色が欲しい時
この組み合わせで調整すればいいですね
という私は
茶とこげ茶の中間あたりの色が欲しい時
(茶+こげ茶)にしてしまいます(^^ゞ
まぁ、やり方とどうであれ
出来りゃいいってことです(^^)クスクス

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(赤)のところで少し触れましたが
桃色(ピンク)を作る時
基本は(茶)で作ります
(茶+白)を作ってみてください
もうこれだけで落ち着いた桃色です
以前アメリカーナのバーントシェイナーをみたことがありますが
ここのはかなり赤の勝った色でした
きっと(白)を加えただけで赤みを持った桃色に
なるのではないでしょうか?
お持ちの方は試してみてください

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さぁ、デルタの(茶)だけでは
桃色、ピンクが欲しい時は赤味が足りませんね
(茶+赤+白)でその時々に応じて赤を調整して
好みの桃色を作ってください
私は桃色を作る時(赤)の代わりに(橙)もよく使います
黄色が加わった(橙)は柔らかい優しい桃色になります
これがサーモンピンクっていうのかなっ(^^)

ここまで来ると、随分いろいろな組み合わせがあるようで
慣れていない方は頭が混乱しているかもしれません(^^)
でもね、よーく考えれば重複しぱなっしなんですよ
慣れればね、ピントがあってない画像が
ピタッって重なって、頭の中が鮮明になります
それまでがんばってください(^^)(^^)v
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by c-obasan | 2007-05-26 14:52 | カントリーおばさんの混色講座 | Comments(0)

混色講座(9)-緑

混色講座(9)です、
3つほど前に、ひとつ飛ばしていました
訂正していますm(__)m

(9)はよく使う緑色です
葉の色、山、草むら等、出番が多い色ですね

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教室では最初に1番基本的なパターンとして
(緑+茶+白)の組み合わせを作ります
この色がベースだった場合(緑+茶)の組み合わせで
シャドウにします
サンプルには(白)を入れていませんが
ベースの色合いに応じて調整して下さい
単純に考えるとベースに(白)を加えたものがハイライトですが
私の場合は(ペース+白+黄)にする場合が多いです

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葉の色等には↑の色よりは黄色っぽい黄緑のものがよくあります
(緑+茶+黄+白)、
葉っぱで1番よく使う組み合わせです、
比率をいろいろいろに変えて試してみてください

(緑+黄色)は鮮やかな緑です

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緑と赤は補色です
色相環では反対側にある色で混ぜ合わせると黒に近い色ができます
緑として使う場合、赤は少量ずつ混ぜてみてください
黒っぽく汚い色になる前に、使えそうないい色があります
赤を多めに混ぜた黒っぽい色も
シャドウ等で思いっきり濃い色が欲しい場合重宝します

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(緑+青+白)は青の時にも出てきましたが
青緑色です
ここでは緑寄りの青緑を作ってみました
↓はさらに(茶と白)を加えて彩度を落としています

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次は(緑+橙)です
この組み合わせは(緑+赤)と似ていますが
黄色が含まれている為、赤ほど急に汚くなりません
この場合の橙は、彩度を落とすための(茶)と同じ役目だと
考えてもらってもいいです
茶と同じような色もできますが、赤が多く入っているので
渋い色、和の色が欲しい時等に使います

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最近は(緑+黄+橙)の組み合わせが私のマイブームです
白を使わないでそれぞれの色をコントロールして
透明度の高い(緑)を楽しんでいます
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by c-obasan | 2007-05-16 17:53 | カントリーおばさんの混色講座 | Comments(3)

混色講座(8)-橙

休みが明けてしばらく~
なのにどうもボケから抜けられません(^^)

今日は出番の少ない(橙)の説明です

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(赤+黄)で橙ですから、
てっとり早く明るい橙色が欲しい時は(橙)に(黄)を加えます
この組み合わせの橙、赤と黄を足す橙よりも透明感は強く、綺麗な色です
これに白色を足すと明るい肌色になりますね

これはあまりしないですが、(茶はあるので(^^ゞ )
(橙+緑)の(2:1)ぐらいで(茶)、バーントシェイナーに近い色ができます

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橙と青でも橙は赤の仲間なので紫はできますね
白を加えてどんな色なのか確認してみてください
橙には黄色が入っているので、微妙な色でしょう

橙中心にした説明では、サンプルも少なくなります
赤と黄色があるので、今回のサンプルのような配色も
私はあまり使いません
でもこの橙、私にはなくてはならない色なんです
というのも、次回の緑、この(緑)に混ぜてよく使います
次回の(緑)・・・・・この組み合わせお楽しみに(^^)

私の教室では、私の作品と、本等に出ている作品とを
両方取り入れています
本等の出版物に出ている作品はほとんどが色の指定をしています
私の教室では、ご存知のように、
印刷物に出ている色を目安に混色で作って行きます

色を見ながら、このベースは(赤+茶+白)ね、と私が言うと
生徒さんは自分なりに色を混ぜ、
印刷物の色に近づけて行きます
この講座のように比率はあませんし、言いません

この比率、いいのか、悪いのか迷っています
まったく混色の初めての人に(○+○+○)では
理解できなのではと付けていますが
これにこだわりすぎるときゅうくつで楽しくないものになってしまう
あくまで、目安・・・目安にしてくださいね(^^)

印刷物や、出来上がっている私の作品の色を見て
これは(○+○)あれは(○+○)と言っている私を
不思議に思う生徒さんがいます
どうしてこの色が(○+○)とわかるのですか?と
これは最初に話した、小学生の図工の基礎です

赤+青は紫、青+黄はの色まぜの基本
とはいってもどうにも理解できないあいまいな色もあります
そんな時はまず基本の色は何なのか、見つけてください
私の10色、必ずどこかに仲間がいるはずです
そして、その中に何の色が混ざっているのか?

慣れれば、その色の中に隠れている色が見えてくるようになります
でも残念ながら、これは一朝一夕には見えません
それまで、色か゜見えてくるまで
色づくりに迷ったらこの混色講座を開いて
まず基本になる色をみつけて、近い混色はないか探してみて下さい
モチロンここのサンプルはごくわずか
似た色がみつからなければ
たかが、10色です、あれこれ混ぜて苦しみましょう(^^)

混色は
とにもかくにも慣れです
みなさんは、とりあえずこの講座で私のサンプルの色を
作ってみてくださいね、
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by c-obasan | 2007-05-10 14:11 | カントリーおばさんの混色講座 | Comments(2)

混色講座(7)-黄

「赤」「青」が終わって次は三原色のもう1つ、「黄」です

これから重複が多くなると思います、その色の時はその時の色を中心にと
お考え下さい

黄色を使う時、私はよく生徒さんに黄土色を作って~と言います
地面の色や、ベージュとかも仲間で
よく使う色ですね

「青」の時に
「青」は強い色です、注意深く少しづつ使ってくださいと言いました
今回の「黄」はそのまったく反対です、弱い色だと覚えていてください

黄土色のような黄色が入っている色を作ろうと思う場合
必ず、黄色の中に色を混ぜていってください
写真のように(黄+茶+白)の色を作る場合
茶色の中に黄色を混ぜても、なかなか変化しません、
この講座では、わかりやすいように比率をつけていますが
実際に混色する場合は写真のように対比をするわけではないでしょう
頭の中でこの感覚の比率だと理解しながら混色して行くと思います
黄色の仲間の色を作る場合はいつも黄色中心で・・・・・
でないと、ひかえめな黄色は負けてしまって
なかなか思った色が作れませんよ(^^)

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最初の黄土色は(黄+茶+白)を(3:1:2)ぐらいで混ぜてみました
よく使う色にメープルシュガータンという色があります
この色に近い色を作るのは、さらに黄色と白を足してみてください
ちょっと脱線しますが
私はデビーミッチェルさんのくまさんが好きでよく描きます
このくまさんの毛並みを描くのには
スパイスタン→メイプルシュガータン、オールドパーチメント→アイボリー
を使って行きます
少しづつ、色が白っぽく(明度をあげる)なっていくんですね
1番濃いスパイスタンは(黄+茶+白)にほんの少しの(青)を加えますが
後の色は(黄+茶+白)の比率を変えるだけで出来ますよ、
絵の具をお持なら試してみるとおもしろいです
ただし、デビーさんのクマさんは2色を足したりまた1色になったり
また2色を足したりとあちこち面倒なことをするので、
実際に作品を製作する時は
そのままの色を買い求めたほうが楽です(^^)

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話を元に戻して
次は肌色と言われる色を作ってみましょう
肌色は黄を中心に作ります、赤をくわえますが、
赤はほんの少し、少しの時は(1:1:少)のように少で表現します
一般的な肌色ってこんなものかと作ってみましたが
私個人はもっと黄色っはぽい肌色が好きです
さらに(黄+白)を足して、★のような色かな(^^)
傍に(橙)があれば、(橙)を使っても同じです
だって(橙)は(赤+黄)ですもんね(^^)

黄緑って色がありますが、
彩度の高い綺麗な黄緑を作るのは
(黄+緑)、沢山の黄色にほんの少しの緑
綺麗な黄緑ができるでしょう~
このままだと透明度が高く色が付きにくいので
ベースに塗るのなら、白を加えたほうがいいですね、にごりますが・・・・

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最後は(黄+こげ茶)です
この柔らかいこげ茶、よく使います
この色にクリアーグレングメデュウムを加えて
即席のステインを作るのが好きです
また余談になりますが、木地を生かすウッドスティンは
クリアーグレンジングメデュウムで好きな色を作るのに限ります
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by c-obasan | 2007-05-03 14:17 | カントリーおばさんの混色講座 | Comments(4)

混色講座(6)-青

今日の色は(青)です
恐怖のネイビーと呼んでいます(^^)
この色、ひどく主張する色で、少しの色で青の世界に引っ張り込みます
(青)を使う時は、くれぐれも少しづつ、
これを忘れないでください

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(青+白)、これで水色になります
空の色ですね、普通空色というのは緑がかった薄青と思うので
少し黄色を加えます、さらに白を加えると
きれいな空色ができます、出来ましたか~(^^)

私が絵を描くときは、このままだと鮮やか過ぎる気がします
そんな時は少し茶を加えてみます

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(青+赤+白)(1:1:2)は青紫です
前述したように青は主張する色なので
青と赤が同量だと、青が勝って青紫になります
ということは、赤紫が欲しい時は赤を思ったより沢山加えればいいわけです

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青緑という色があります、私の大好きな色の1つです
(青+黄+白)でモチロン作る事ができます
でも私は(青+緑+白)で青緑をよく作ります
黄色を使うより綺麗な色かな
緑の強い青緑は緑を沢山入れて作ってみてください
茶を加えると、落ち着いた色になります

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次は(青+こげ茶)です、色で言えば、プルシャンブルーに近い色
(青+茶)よりは冷たい青でしょうか、色をわかりやすくする為に
白を加えてみてくださいね

私は(黒)という色をあまり使いません
(青+こげ茶)のこげ茶の多い黒っぽい色を黒の代わりに使います

(青+橙)は今回サンプルには作っていませんが
橙には黄色が入っているので、また違った不思議な紫ができます
是非試してみてください
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by c-obasan | 2007-04-26 23:01 | カントリーおばさんの混色講座 | Comments(6)